兵庫県姫路市夢前町

2015年12月20


日本の滝百選に戻る

Road Map :中国道を福崎ICで下りて県道23号線を西進し夢前の町から県道67号線を北上する。
Route Map:林道入口には車止めがあるので県道67号線の道路脇に車を停めて林道を40分歩く。
日本の滝百選』  夢前川上流部にある姫路市最大の滝。
兵庫県姫路市北部に聳える雪彦山からも流れる夢前川の上流部の落差40mの大きな滝。
夏場はヒルが多いとのことなので、寒い時期に行くのがベストと思われる。
僧屋敷の滝
ヒルを避けてと言うよりたまたまこの時期になってしまったが、一昨日に降った雨では水量が足らなかった様である。ヒルの出ない春先に大雨でも降れば再度訪れたい感じである。
鹿ヶ壺
ここからは雪彦山を挟んで反対側になる鹿ヶ壺へ14年振りに行ってみる。
僧屋敷の滝 (落差40m)
そうやしきのたき
散策時間:往復1時間19分
雪彦山登山口への道を見送って熊部の集落に向って走ると”僧屋敷の滝”の
標識が出て来てその右側に林道入口がある。
林道入口には車止めゲートがあり鍵が掛かっている。鍵は村長さん宅で借りられるらしいが、林道は荒れていると聞くので車では入らずに歩いて行くことにする。
林道入口付近には駐車場が無く、道路脇に車2台分のスペースがあるのみ。天気は良いが気温は2℃であり寒い。10時43分に駐車地を出発する。
進んで行くと林道には角が尖った落石が多くなり、車で来なかったのが正解だと思われた。
林道の前半は綺麗な状態の路面であり、乗用車でも充分走れる状態ではあったが・・・
兵庫の沢とは思われない程の沢水の綺麗さに”僧屋敷の滝”も綺麗だろうと期待を抱いたが・・・(完全に裏切られた)
林道と並走して小さな沢が流れており、その沢水の透明度にびっくり。
作業小屋の裏から沢に降りて対岸に渡る。対岸には微かな踏み跡があるが道とは言えない状態だった。
林道歩き23分にて林道終点、作業小屋に着く。作業小屋の裏側から沢に降りる。少し先に”僧屋敷の滝”の案内標識があるが、小屋の裏からの方が歩き易いと思われる。どちらも明確な道は無かった。
堰堤を越えると沢水は伏流水となり、どこでも歩ける河原となる。
直ぐに砂防堰堤が現れ左側を攀じ登る。今日の行動中、堰堤の登り下りが柔らかい土で滑り易く難所であったが、まぁ大したことは無かった。
踏み跡はある様な無い様な! 沢の縁を適当に歩いて行く。
綺麗とは言い難い沢に沿って進んで行く。今日の水量では靴を濡らすことはなかった。
37分にて前方に落差40mの ”僧屋敷の滝”が現れた。迫力のある落差であるが、
水量が少ないのが寂しい滝だった。ヒルを恐れずに梅雨時に再訪する必要がありそうだ。
滝口付近を見る。水量が多いと途中のコブ岩での跳ね返りが見られるらしのだが、残念ながら今日はそれが見られない。
相棒と比べると滝の大きさが判る。
滝壷を見ると滝水の透明度は高いのだが、滝壺の底がえらく汚れている。
林道歩きの途中で見た沢の綺麗さはなんだったんだの感じである。
大雨でも降れば滝壷を洗ってくれるかも知れない。
砂防堰堤に戻り、作業小屋から林道歩きで駐車地に戻る。
引返しながら再度、滑滝を見る。